――― Marky on the WEB

2005/2/6
生命保険を考える

最近、生命保険について考えている。
「結婚もしたし、これから子どももつくりたいんだろうし、生命保険ぐらい入ってないとねぇ」という有形無形のプレッシャーを受けて考え始めた。

考え始めるといろんな情報が耳にはいってくる。
テレビではアリコとか、アフラックとか、アクサとかがばんばんCMを流している
(でも、どうしてア行が多いんだろう。 素朴な疑問)。

気がつくとクレジットカードの支払伝票にも「生命保険を見直しませんか?」というのが入っていたり、都民共済のチラシがポストにはいっていたり、買い物に行った生協の共済のチラシが目に入ったりする。

お金の話しは苦手なのだが、いつまでも目を背けているわけにもいかないかと思い、エクセルなんかで「生命保険・比較表」とかをつくりはじめた。はっきりいって、仕組みがよくわからんので、WEBや本で勉強をした。

大きな買い物をするときは、絶好の勉強の機会だ。なにせ、下手したら1000万近い金をつぎ込む可能性もある買い物だ。住宅の次に高い買い物といわれる生命保険を真剣にえらばずに、どうするんだと、自分を励ましながら悩む日々。

だんだん色んなことがわかってきた。

保険会社にもいろいろあること。規制緩和で海外から入ってきたり、異業種から参入してきたりしたそうな。
格付け機関があったり、健全性を示す指標があること(かつ日本の指標は、日本的な談合体制があって、あんまり機能してないそうな)。
保険の種類は、死亡保険、医療保険、年金保険などがあること。
保険会社もバブルでおどらされたことや、つぶれたところもあったとのこと。うんぬん。


久しぶりに友人に電話したり、身近な人生の先輩に話を聞いたり、珍しく親に電話したり、知り合いに紹介してもらった営業マンの話を聞いたりもした。

これは、なかなか楽しい作業である。

「生命保険にはその人の人生観があらわれる。」というのが分かった。

しっかり者は、現実的に低価格で、最低限の保障を勝ち取るし、
うっかり者は、会社にきた保険のおばちゃんの言うなりになって、必要以上に高い保険を買わされていた(ひどいはなしだ)。
チャレンジャーな人は、「おれは、病気にもならんし、若死にもせん!」と言い張って、保険に入るのもばかばかしいと言っていたし、
お金に無頓着なひとは、自分が入っている保険の種類も知らなかった。


僕はどんな人なんだろう? さんざん調べて、営業マンの話しもきいたのに、まだ結論をだせてない。(なので、きっとそういう人なんだろうと重う)

とりわけ、預けたお金が環境破壊をしている企業やプロジェクトに投資されているんじゃないか、
できれば、環境によい投資をするようなところに預けたい、などという欲求がでてからは、ほとんどの生命保険に魅力を感じなくなっている。

どなたか、エコロジカルな視点で、よい生命保険や共済があったら教えてください。
住宅もそうですが、大きな買い物をするときは、しっかり考えようと思うのでした。