AOKIWORKS 青木京 日々の記録
■ 森羅万象 ■■■

<更新: 2018年03月16日 2:02 pm

■ ほんのきろく ■■■

この背表紙が見えていると安心する。
だれかに贈りたくなる。
うちの子たちが読んで読んでと持って来る。
そんな本の一部のリスト。
絵本とそうでないを分けようとか思ったけど、やーめた。

 
  no.22「ちいさいおうち

王道絵本。

ちょっともの悲しいんだよね。
移築先があってホントよかったよね。
人間って強欲だよね。

うーん、小さい頃からなぜか大好きだったけど、
子ども向けってより、大人向け絵本だよね。
     
  no.21「ぼくを探しに

こんな単純な線、こんなシンプルな絵で、
自分の人生、どう生きていくのか考えさせられる・・・。

うちの子に読み聞かせたあと、ぼんやりと、
「そうだよなぁ、肝心なことはシンプルだったりするよなぁ」って、
シジュウを越えてから思った。

いくつになっても読むたびに気づきも与えてくれるって凄い!
     
  no.20「えこよみ

2005年発行。これがどうにも好き。なんだかんだ毎年使えてます。
凄いね。古代中国由来の「二十四節気」と、
日本の風土に合うように江戸時代から変更が加えられてる「七十二候」。
長い長い「人」による定点観測が元になってる。人って、凄いね。
     
  no.19「かんがえるカエルくん

markyと一緒に買いました。
北九州・小倉の本屋で見つけて買いました。

思慮深いカエルくんと、楽天家のようなネズミくんの掛け合いが続きます。
「ミミズの顔」についてのくだりが大好きです。

     
  no.18「絵くんとことばくん

markyと見つけた本。これは川崎の本屋さんでした。

お小遣いアップを目指した小4の少年が、
母に向けて、メッセージを込めてポスターを画くんだけど、
たどり着く最後の1枚が秀逸です。
     
  no.17「よるくま

天音が小さい時に何度も何度も読んだら、
草太が生まれてから天音が草太に読み聞かせてた。
読み方が私にそっくりでとっても嬉しかった。

キープ協会時代の先輩、晴ちゃんからのプレゼント。
     
  no.16「樹木の葉

「この木なんて名前?」と思った時に、葉っぱがあればわりと誰でも使える本。
植物学がわらなくても大丈夫。
本の『はじめに』を読んで納得。
著者の林さん、数ある従来の図鑑では植物名を探し出せなくて、
だからこの本を作ったんですって。

名著ですよ。
     
  no.15「バスにのりたかったおばけ

物心付いたときから家にあった。
著者の水丸さんは私の父の古い友人。
これは水丸さんから父への贈り物。
母はいつも「水丸さんは元祖ヘタウマ」という。

木の上に住むおばけのバッテンが羨ましかった。
バッテンの鉛筆削りが欲しかった。
最後の畑の絵をまねして描いた。

水丸さん、ありがとう。

     
  no.14「がたんごとん

寝かしつけの前の絵本タイム、天音はこれを必ずもってきた。
「がたんごとーん、がたんごとーん」
「のせてくださーい」

一生忘れないだろうフレーズと母が刻んだリズム。

     
  no.13「みんなあかちゃんだった

笑える。

大人も子どもも。

あぁそうだったそうだった!の連続。
     
 

no12.「ねえ、どれがいい?

勝子母が天音にどうしても読んであげたいと言った本。

ユニークな選択肢に脱帽。

 

     
  no11.「てん

これは仲子が天音に用意してくれた。

「こんな師に出会いながら天音らしく生きてってほしいな」
と、思ったなぁ。
     
  no10.「またもりへ

「もりのなか」の続編。

笑うって、笑えるって、すばらしい。
それだけで一等賞。

読んでるだけで静かな笑顔になれる~。
     
  no10.「もりのなか

絵本の王道。
モノクロで描かれる美しい世界。
「不思議と色が見えてくる・・・。」
そんな気持ちになる~。
     
  no9.「のうだま

これ読んだら、
「あぁ。やろう。」とちゃんと思えたのです。
     
  no8.「だるまちゃんとてんぐちゃん

あれこれ欲しがるだるまちゃん。
ひらめきと工夫力の宝庫のだるまちゃん。
きちんとほめて・みとめてくれるてんぐちゃん。
そうだそうだ、こんなふうに遊んで欲しいんだ、と、思った一冊。
     
  no.7「かぞえてみよう

ただただ美しくて、眺めているだけで幸せですけれど、
ページをめくっていると、
「あぁ、いくつあるのかしら?」と素直に思って数え出すのです。
「あれこんなとこにもあったっけ?」と疑問がわいて数え出す。
素直に疑問がわいて数える。なんと素敵なありがたいことでしょう。

     
 

no6.「バムとケロのおかいもの

バムケロシリーズはたくさんありますが、
「おかいもの」がなにせ大好き。

隠れキャラ・伏線のお話を探しをしていると、一日中読めますよ。

     
  no.5「落葉図鑑

岐阜の加子母村に住み始めて数ヶ月して、上司の係長さんが私にくださった。
必死で村の植物を調べ回っていた頃。
「山田さんがもってる方がこの本は活きると思うから」って。

この本がなかったら私は挫折しただろうなぁ、
あんなに植物をおっかけられなかっただろうなぁ、って、思う。
     
 

no.4「日本の樹木

2012年、植物の分類が変わった。「APGⅢ分類体系」・・・。
覚えてきた新エングラー体系からカエデ科が消え、エノキはアサ科に、などなど・・・。
なんてこった・・・。勘弁してくれー。
植物本を買うときは、「APGⅢ」が反映されているか否か要確認。
でも反映されてなくても、それは貴重な資料になりえるし、
変更前の方が、見た目で分類されている感じが強くて、私にはわかりやすい。
ネットを使ってダブルチェックするという楽しみもある。

兎にも角にも、この本。一家に一冊あるといいと、私は思っている。

     
 

no.3「ママのおなかをえらんできたよ」「おぼえているよママのおなかにいたときのこと

胎児記憶・誕生記憶についての本。

私は、天音を生ませてもらう前に流産をしている。
浮かれすぎで、不注意で、仕事に夢中で、流産となった。
精神的な落ち込みと体へのダメージは想像以上に激しかった。

「流産になった子も「ママありがとう」と言って空にかえるんだって」
著者の池川先生のもとで学んでいた友人の晶ちゃんが、
うちの主催講座の休憩時間、先生の教えをさらっと話した。
ばっ!と涙があふれてきて、帰宅後すぐにこの本を買った。

おなかにあかちゃんがやってきたらすぐ、
父と母になる方々が読んだらいいな、って、単純だけど、思う。
妊娠期をどう過ごしたかは、親にとってもその後の人生を左右するから。

     
  no.2「こどもへのまなざし

天音が最初に通った「まきば幼稚舎」の来間園長先生が、
保護者にすすめてくださった本。

この通りにしましょうということではありません、と、
困ったり悩んだりしたときに、きっと助けてくれると思います、と、
支えにもなってくれると思います、と、
そんなお話があった。

まさにそうだった。
     
  no.1「星の王子さま

お守り。
たくさんたくさん引っ越ししてきたけど、
引っ越し先にこの本を持って行かなかったことは、ない。

「金色の麦を見ると、あんたを思い出すだろうな。」

心にとまっている箇所はいくつもあるけれど、
ここ十数年は、ずっとここ。

小学生の時「王子さまのおうちはお月さま」となぜか思い込んだので、
月好きに拍車がかかったらしい私・・・。