青木京の PC記録
■ 森羅万象 ■■■

<更新: 2018年03月16日 2:02 pm

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■ 実母:山田勝子のオリジナルガラスジュエリー ■■■

 

私は、母を説明するときに、
説明が下手な人、とか、思い立ったが吉日の人、とか、言う。

お料理が好きで、上手。わりとなんでも美味しい、と思う。
でも、「おいしい!」なんて褒めようもんなら、
作り方の細かーな説明がどどどーってはじまってしまい、
かつ、その説明が、お世辞にも上手、わかりやすいとは言えないので、
聞いているとおいしかったこと、忘れてしまうんじゃないかと、思う。

うちに遊びに来る途中、
大家さんちの畑に大量に柿が落ちてるのを見て、
「あれでジャムを作りたい!もらって来て!お願いだから!」と・・・。
「柿ジャムとは聞いたことないね」と言うと、
「私もない。でも、できるはずだから」と言って引かない。
渋々、大家さんの奥様にお願いしてみたら、ご快諾。
二人で拾いに行くと、まるで子どもみたいに喜んでいた。
「もったいないから落ちてるのだけね」と言い、
家に戻るとすぐに作ってくれた。
思い立ったことはやらないと気が済まない。

そんな母は、若い頃から、七宝焼きというのをずっとやっている。
私が小学生の頃から「先生」だった。
家に生徒さんが来たり、公民館の講座の先生をしたり・・・。
ここ10年くらいになるのだろうか、普通の七宝は脇においておいて、
ガラスを焼いてくっつけて、オリジナルのアクセサリーを作っている。
最初の作品から考えると随分と進化したなぁと思う。
もう70歳を越えているのに、
去年、オリジナルブランドまで立ち上げてしまった。いやはや・・・。

写真は、2008年6月に表参道で個展・販売をしたときの案内ハガキ。
(ご協力頂いた皆さん、来て頂いたみなさん、本当にありがとう)
この写真しか、私の手元にない・・・。

今は、くらしの道具という素敵なお店で扱ってもらっている。
(こちら、扱っているモノ、心意気、すごく素敵です♪)
あと、由布院の「玉の湯」さんはもうずっと長いお付き合い。
(玉の湯さんの柚練りや野苺ジャム、格別です)

母がまた何か新しいことをやるときは、情報を掲載しますね。
きっと何かやると思いますから・・・。